ペット

雨が続くとストレスが溜まる?!梅雨の過ごし方

No Image

愛わんちゃん・愛猫の梅雨ストレスとは?

●わんちゃんの場合
雨が続く梅雨はわんちゃんにとって辛い時期。雨でもレイングッズを着て散歩に行くことはできますが、雨がひどいとそれも難しくなってしまいます。いつも散歩に行く時間に連れて行ってもらえないと、わんちゃんは「なんでだろう?」と疑問に思ってしまいます。室内だけで過ごしていると、気分転換が上手にできずにだんだんとストレスが溜まっていくもの。ストレスのはけ口に無駄吠えやいたずら行動が増えることもあります。

●ねこちゃんの場合
猫の場合は、室内で過ごしている子が多いと思いますが、梅雨時期特有のストレスをかかえることがあります。それは温度と湿度です。猫の祖先は砂漠で育ったこともあり、湿度が高いのは苦手な動物といわれています。雨続きでジメジメした日が続くと、人と同じように不快に感じることが多かったり、体温調節が上手にできなくなってしまうと、いつもよりもあまり動きたがらなくなります。

快適に梅雨を過ごせるように対策を!

●わんちゃんの場合
・しっかりとスキンシップをとろう!
散歩に行けないことでのデメリットは運動不足だけではありません。外で得ることができる視覚や聴覚、嗅覚といった体で感じることができる刺激がなくなることもストレスの要因のひとつになります。また、飼い主さんと一緒に行動する機会となる散歩が減ると、社会性が高い動物である犬には辛いもの。コミュニケーション不足は要注意。

梅雨時期はいつも以上にスキンシップをとってあげることがストレス緩和のために必要なことです。小型犬の場合は、ボール遊びなど室内でできる運動をしたり、脳や嗅覚を刺激するフード探しやオモチャ探しをしてあげることも◎。室内遊びができない犬種であれば、頭や耳の付け根部分などを優しくマッサージしてあげるだけでもリラックス効果があります。屋内ドッグランが近くにある場合は利用したり、大雨でなければレイングッズを着用して散歩に出かけてみるのも良いかもしれません。

●ねこちゃんの場合
・適切な温度・湿度管理を行う
猫が過ごしやすいような室内環境を整えてあげることが対策になります。エアコンをドライモードに設定するなど湿度が上がらないように心がけましょう。冷気は低い所に向かうので、低い場所で生活する猫にとって温度の下げ過ぎは要注意。人が感じている以上に冷気を浴びてしまい、体調を崩しやすくなるので気をつけましょう。カビの繁殖を防ぐためにエアコンフィルターの掃除もこまめに行うこともポイントです。また、猫の布団や毛布も晴れた日は干すようにするなどノミやダニの対策も忘れずに。

・皮膚トラブルにも要注意
体温調節以外にも梅雨時期のトラブルがあります。それは猫の天敵であるノミやダニ。温度と湿度が上がるとノミやダニが活発に活動するので、アレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患が増えやすくなるといわれています。湿度70%を超えるとカビや細菌も同様に繁殖しやすい環境です。また、食中毒対策としてフードの食べ残しにも注意しましょう。