美容

痛みからサヨナラ!今日からできる巻き爪ケア

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女性に多い足の爪トラブル

これから暖かくなるにつれて、素足を出す機会も増えてくると思います。 そこで気になるのが足の爪。意外と人に見られている体のパーツでもあります。 そんな足の爪に何らかの悩みを持っている女性が約7割にのぼるというデータが。 爪が薄い、表面がデコボコしている、色が悪い、ヒビ割れている…などの悩みの中でも、 巻き爪のトラブルがあるという女性が約半数いると報告されています。 巻いた爪のくい込みによって痛みが出る、 炎症を起こすなどの症状が出る場合がありますが、 実は疾患的なものではなく生活習慣が原因になっていることが大半。 そこで原因や予防法を紹介します。

巻き爪の主な原因

①爪の切り方
深爪にしたり爪の両端を切り落とすことが原因で、巻き爪になっていることが。 深爪がダメだからといって逆に爪を伸ばすと、さらに巻き爪がカールしてしまうことがあります。

②ハイヒール
ヒールの高い靴を履くことによってつま先に圧力がかかってしまいます。 さらに細い足先の狭い場所で爪がギュッと固定されることになり、巻き爪になってしまうことも。

③歩き方
足の重心が中央からずれることで、巻き爪になると言われています。内股歩き(膝が内側に入って歩く)の癖がある人は、親指に横からの力が加わるため巻き爪になりやすい傾向が。

Let’s 巻き爪予防

◎爪の切り方
巻き爪を予防する爪の切り方は、「スクエアカット」と呼ばれる方法。 中央を真っすぐにカットして、両端を少しだけ丸めるという切り方です。 爪の角は、皮膚より少し前に出るように切りましょう。 深爪にならないように、爪を切りすぎないことも重要です。 爪の角を少し丸める際は、爪切りではなくヤスリがおすすめ。中央で真っすぐカットした後、飛び出た角の部分を少しだけ削りましょう。

◎歩き方
指の爪と地面が平行になるように歩くのが理想的。 そこで、歩き出す際にはつま先が正面に向くように足を出す

かかとから着地し、足の裏全体に重心をかける

小指に重心をかけて反対側の足が着地する際に重心を親指側にかけるという歩き方を意識してみて。

◎靴選び
長時間靴を履く日には、ヒールが高すぎる靴は避けるなどの予防を。 足のサイズに合わない靴や、極端に幅が狭い靴も避けると良いでしょう。 また、凹凸のあるインソール(中敷き)を使うことでつま先への負担を減らすことができるので、靴屋さんで相談すると◎。

既に巻き爪になってしまったら…

爪が皮膚に刺さっている状態であれば、爪の端を少しだけ切って取り除いてください。 また、テーピングによって皮膚を引っ張り、爪のくい込みを緩和するという方法もあります。 炎症を起こすほどの症状が出ている場合は病院へ。形成外科、皮膚科、整形外科などで診てもらいましょう。