厚化粧ではなく、自然に美しく見えるメイクがしたい！そんな方におすすめのナチュラルメイク。ナチュラルと聞くと、「薄化粧や部分的な手抜きメイクをするだけでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、実は間違い。しっかりとメイクをしているのに、自然な仕上がりに見えるのがナチュラルメイクのポイントです。特にカギとなるのが、肌の透明感を感じられるかどうか。個々の肌色にあった下地やファンデーションを使って、素肌のようなツヤ感のある肌を演出できるかが重要になります。“厚塗り”をしないことで、化粧崩れを予防する、実際の年齢よりも若く見えるという嬉しい効果も！この秋はぜひナチュラルメイクにも挑戦してみましょう。
①化粧下地を使って肌トラブルをカバー
メイクを始める前にしておきたいのが、化粧下地。毛穴やシミをカバーしてツヤ感を出すためだけでなく、ファンデーションの崩れを予防する効果も。青系や紫系の化粧下地を使うと、肌の透明感の演出に効果的。この化粧下地も、なるべく薄く塗るようにしましょう。
②保湿を徹底して肌にツヤと潤いを
ナチュラルメイクのポイントとなる、“肌のツヤ感”を出すためには、日頃からの保湿ケアが欠かせません。朝の洗顔後には、ホットタオルで肌を温め、化粧水と乳液、美容クリームなどで肌を整えます。最後は冷たいタオルを顔に当てて毛穴を引き締めると◎。
・ファンデーション
オイリー肌の人はパウダーファンデーション、乾燥肌の人はリキッドファンデーションやクリームファンデーションなど、肌のタイプに合わせてファンデーションをチョイス。厚塗りせず、薄く伸ばすことがコツ。仕上げにフェイスパウダーを併用すると効果的。肌に透明感とツヤが出るうえ、ファンデーション崩れを防止します。
・眉毛
眉毛は髪色に合わせたカラーで、細すぎずに自然な太さに仕上げることが大切です。アイブロウペンシルとパウダーを一緒に使って、自然なグラデーションを演出しましょう。眉頭ははっきりと描かずにぼかすようにする、眉山にあまり角度をつけすぎない、眉尻を長くしすぎないという3つのポイントをおさえると良いでしょう。
・アイメイク
ブルーやグリーンなどのアイシャドウではなく、眉毛の色に合わせたブラウン系や肌馴染みのよいベージュ系が◎。薄めの色を指の腹を使ってアイホール全体に、やや濃いめの色をまつ毛の生え際にブラシやチップを使ってぼかすように塗りましょう。マスカラをつける場合はボリュームタイプではなくロングタイプがおすすめ。
・チーク
健康的な肌を演出するために欠かせないのがチーク。ナチュラルメイクには、オレンジ系や薄めのピンク系を選ぶと良いでしょう。頬骨の上を沿うように、ブラシを使ってパウダーを軽く塗っていきます。チークにはパウダー、クリーム、リキッドタイプがありますが、自然な仕上がりにはパウダータイプを使うと◎。
・リップ
メイクの仕上げとなるのがリップ。真っ赤なものではなく、個々の唇の色に合ったものを選ぶように。可愛くしたいならピンク系、元気な印象にしたいならオレンジ系など、仕上がりのイメージに合わせたカラーを選ぶのも良いでしょう。ツヤ感を出すためにも、リップを塗る前にクリームで保湿をするのがおすすめ。