顔や体型は毎日鏡でチェックしていても、自分のお尻をまじまじと見た事がないという人も多いと思います。赤ちゃんの時にはつるんとして張りのあったマシュマロのようなお尻も、加齢と共にお肉が垂れ下がり、表面には黒ずみやザラつき、吹き出ものなどが発生していることも。特にデスクワークが多い人は座りっぱなしでお尻に負担がかかり、角質が厚くなりやすいと言われています。「お尻なんて顔や足に比べれば手入れしなくてもいいわ」と思っている人もいるかもしれませんが、男性から見て気になる女性の身体のパーツの中に、お尻は顔やバストに次いで上位にランクイン。美しい女性を目指すためにも、ぜひ日頃からヒップケアをしておきたいものです。
〇［骨盤のゆがみ］
骨盤がゆがんで広がることでお尻が大きくなることが。普段から脚を組むことが多い、ぺちゃんこ座りをするという癖のある人や、デスクワークなどで長時間座ることが多い人は骨盤がゆがんでしまう可能性が高くなります。
〇［加齢（筋力の低下）］
年齢と共にお尻の筋力が低下することで、腰まわりやお腹の脂肪が垂れてしまい、お尻が大きくなったり形が悪くなったりすることがあります。お尻はケアをしないと10年ごとに約3cm下がっていくというデータも。
〇［摩擦・圧迫］
洋服が擦れる、身体を圧迫する洋服を着る、サイズが合わない下着を着ける、長時間座りっぱなしなどが原因でお尻の角質が硬くなり、くすみやザラつきが発生。放っておくとニキビや黒ずみ（色素沈着）に発展することが。
〇肌ケア
摩擦によってお尻にザラつきや黒ずみが発生することがあるので、入浴の際はゴシゴシと擦るのではなく、泡立てた石けんやボディーソープで丁寧に洗いましょう。スクラブ入りのソープでマッサージするように洗うのも◎。乾燥による黒ずみを防ぐために、お風呂上がりにはボディクリームやオイルを塗って、しっかりと保湿しておくことも大切です。
〇生活習慣を見直す
日頃から椅子に座るときにはなるべく脚を組まないようにする、猫背にならないようにする、頬杖をつかないようにするなど姿勢を正すように心がけましょう。毎日デスクワークという人でも、1日中座りっぱなしにならないよう、1時間に1度は立ち上がって背伸びをするなど適度に身体を動かすように。そうしてお尻への負担を減らしましょう。